千葉の家族葬はこのようにして行われます

家族葬は、世間的に遺族だけによる葬儀や極限られた親族や知人によって営まれるイメージが浸透していますが、元々は密葬において一般の弔問客が参列する告別式に先立ち行われた家族の為の通夜等が呼び名を変えた事で一般に知られる様になった葬儀です。その為、事前に参列や弔問をお断りする連絡を親族縁者や知人に入れたり、葬儀後に故人の遺志であった旨を添えた死亡通知を出すなど葬儀後の人間関係に悪影響を及ぼさない様に配慮する必要がある葬儀の形態です。しかし、この葬儀は故人の遺志だけで無く現在の経済環境に喘ぐ遺族の希望もあり、経済的なメリットの大きくなる家族数人だけで営まれる葬儀から一般の葬儀の弔問客や参列者と大差無い50人程度予定する葬儀まで比較的定義に幅のある葬儀形式です。

一般的な葬儀に比べて打ち合わせ事項の少ない家族葬

この新しい葬儀は、一般的な葬儀と同様に通夜と告別式を行い火葬後に埋葬するタイムスケジュールは全く同じですが、事前にインターネットの検索や生前見積もりを行っているケースが多く医療機関から葬儀業者を紹介されるケースは少なく、従来の様に医療機関から紹介された葬儀業者に不明瞭かつ高額な請求をされるケースは少なくなっています。医療機関からの遺体の引き取りは、臨終より2時間から3時間以内で行うのが望ましく遅くとも半日掛けずに引き取る必要があり、遺体安置後に枕飾りや死装束及び一膳飯や枕団子、焼香施設などを供え葬儀日程や予算、規模、祭壇のグレードなどの打ち合わせを行います。この葬儀は、基本的に参列者や弔問客がゼロもしくは非常に少ないので、香典返しや振る舞い膳、厄落としの精進料理などの打ち合わせが省け、セットプランとなっている事が多いので一般的な葬儀に比べ打ち合わせ時間が短く負担が少なく済みます。

家族葬の流れと千葉県に残る前火葬

一般的な葬式仏教では、僧侶に枕経を読経して貰い納棺師や遺族の手により納棺し、葬祭施設で1~2時間程度の半日通夜が行われケースが多くなっていますが、自宅葬の場合には邪霊の侵入を阻止する為に線香と蝋燭の灯を絶やさない通夜勤行が行われ、翌日告別式及び火葬を行います。しかし、千葉県では通夜や告別式に先立って火葬を行う前火葬の風習が受け継がれている地域があるので、前火葬の地域では枕経の読経や納棺を済ませ出棺及び斎場で火葬を行い、故人の遺体では無く収骨した骨壷を祭壇に安置し通夜を行い、翌日告別式を営み墓地に埋葬します。その為、千葉県の遺族は前もって地域の葬儀の風習や自分の宗旨宗派を把握しておく必要があり、葬式仏教の理に従う事無く特定の宗旨宗派の死生観や宗教観に基づいて葬儀を営むケースも増加しています。